
Mさんにビジネスプランを聞いて欲しいと言われて、すぐに聞きたいと思いました。次の日だったか、僕の仕事がないときに無理を言って、お話を聞いた覚えがあります。
ビジネスプランは
ビジネスプランを聞きにいくと、最初に、デモンストレーションといって、潜在のデモを僕の目の前でしてくれました。
洗剤がよく落ちるという触れ込みでデモンストレーションをしてくれるのですが、僕は、それがすごいのか、すごくないのか、わからなかったんですよね。
そして、デモが終わり、いよいよビジネスプランの話です。ビジネスプランの話ですから、ホワイトボードとかで説明されるかと思ったら、なんと、コピー用紙。
コピー用紙に慣れた手つきで、サラサラと書きながら、澱みなく話をしてくれました。もちろん、すぐに全部を理解できたわけじゃありません。ありませんが、怪しいところは、一つもないなという印象だけが強く残ったんです。
リストアップ
Mさんから、伝えたい人のリストをアップしてくださいね、と言われて、コピー用紙に、50名ぐらいの名前を書いたはずです。
地元の友達から、近所の友人まで幅広く、満遍なくリストに書いたんです。当時は、スマホではなく、ガラケーの時代でもあったので、リストの横に、携帯番号を書きました。
そして、順番に電話をするんですが、ことごとく、アムウェイの話は聞きたくないと言われるんです。
いくら電話してもアポイントが取れないんです。それをMさんに言うと、まだスイッチが入っていないからだよ、と笑顔で言われてしまう。
スイッチを入れる?どう言うこと?と思いましたが、今から思えば、本気の本気じゃなかったんだなと思います。
並行して商品をガツンと買ってしまう
Mさんから、いわゆる鍋デモを見てくださいと言われ、アムウェイのクッキング鍋の使い、たくさんの料理をいただきました。
唐揚げや煮物、さらには、ご飯を炊き上げるまで、もう、一通りの料理が出来上がっていくんですよね。
確かに、良いものだとは思いました。だけど、必要なのか?と言われれば、どれか一つぐらい持っていてもいいぐらいの気持ちでした。
が、Mさんからは、セットで購入してください、アムウェイ製品を持っていないのに、人に勧めることは、できませんよ、天野さんの自宅が商店のような品揃えが必要なんです、と言われて、仕方がなくではないけど、不必要だと思うものまで、すべて一気に買い揃えました。
アップラインに会いに行く
Mさんのアップラインで、成功している人は、たくさんいました。
ある日、東京渋谷のアムウェイ本社まで見学にいきながら、アップラインに会わせるよと言うことになり、数名のアップラインを紹介してくださいました。
そんな中、山﨑義幸さんと言う大成功を収めた人の家に行ったんですが、東京とは思えないほどの広いマンションだったんです。
家に、バーニーズが2頭もいて、This is 成功者というオーラを感じたことをよく覚えています。
義幸さんは、会うなり握手を求めてくるんです。そして、目を合わせて、山﨑です、よろしくお願いします、と言う。まさに成功者の振る舞い。
ああ、僕もこうなりたいと強く思ってしまったんですよね。
続く