ホンダと日産の株価が上昇してるとのこと。
おそらく、日産がホンダと経営統合することで、日産の株価も上がっているんだと思う。
この記事によると、ホンダは、日産に対して、子会社化を提案しているとのことなんですが、日産は、激しく反発しているらしい。
日産自動車の現状
日産自動車は現在、厳しい経営状況に直面しています。以下にその主な要因と現状をまとめます。
経営の危機
日産は、2025年が現在の形態での最後の年になる可能性があると報じられています。特に、2024年の業績が大幅に悪化し、営業利益が90%以上減少したことが影響しています。この結果、日産は生産能力を20%削減し、9000人の人員削減を決定しました。
販売不振と市場の競争
日産の販売不振は主にアメリカ市場に起因しています。2024年の上半期には、営業利益が329億円にまで落ち込み、前年同期比で90.2%の減少を記録しました。特に、ハイブリッド車の需要が高まる中で、日産はこの市場に適したモデルを持っておらず、競争力を失っています。
財務状況の悪化
日産の2024年度の売上高は前年同期比で791億円減少し、5兆9842億円となりました。また、当期純利益は192億円にまで落ち込み、経営の立て直しが急務とされています。さらに、日産は今後の業績見通しを下方修正し、売上高を14兆円から12兆7000億円に引き下げることを発表しました。
今後の展望
日産の経営陣は、事業構造の改革を進め、再び成長軌道に戻すことを目指しています。社長の内田誠氏は、厳しい状況を認識しつつも、商品力を高めることで市場での競争力を回復する意向を示しています。
このように、日産自動車は現在、厳しい経営環境にあり、特にアメリカ市場での販売不振が深刻な問題となっています。今後の戦略が成功するかどうかが注目されます。
子会社になっても仕方がない
上記のように、日産自動車は、経営危機、倒産危機になるわけです。ホンダと対等な合併というか、統合というのは、あまりにも虫が良すごる話だろう。
何万人もいる従業員を守ることを一番に考えるべきだと思うけど、どうなんだろう。
個人的には、日産自動車には、現状、未来はないし、魅力もないと思うんですよね。EVシフトが世界的な流れの勢いがなくなってしまっていることを考えると、日産がホンダの子会社になっても当たり前というか、仕方がないと思います。